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サポーターの効果とは?必要なのはどんな時?|スポーツとサポーター

スポーツをやっている人で腰や膝などを痛めた場合でも、サポーターの使い方がわからず使用を躊躇している人も多いのではないでしょうか。チームや先輩からの具体的な指導やアドバイスがないために使用するきっかけがない場合もあります。そこで、まだサポーターを使ったことのない人のために、よくある疑問について整理してみました。

サポーターはどんな時にするの?

ここでは特にスポーツにおけるサポーターについて説明します。スポーツ用途のサポーターは、主にスポーツにおけるケガの予防・再発防止、パフォーマンス向上の手助けをするために使用します。スポーツ中に起きるケガには大きく分けて2種類、スポーツ外傷とスポーツ障害があります。

 

  • スポーツ外傷:スポーツ中に転んだり、人とぶつかるなど、瞬間的に外から強い力が加わることによって発生するケガのことをいいます。捻挫や骨折、肉離れ、脱臼、打撲などがあります。
  • スポーツ障害:走る、跳ぶ、投げるなどの動作を繰り返し行うことで骨、腱、筋肉などが疲労して起こるケガです。ジャンパー膝、ランナー膝、アキレス腱炎、疲労骨折、野球肘、テニス肘などがあります。

 

スポーツ用途のサポーターの種類は、スポーツ外傷、スポーツ障害双方の予防・再発防止の用途に合わせて、多岐にわたります(ザムストの場合は50種類以上)。

サポーターの役割は?

サポーターの基本的な役割としては、関節やその周辺を圧迫する「圧迫機能」や、関節の動きを制限して安定させる「安定機能」を通じて痛みを感じる部位への負担を軽くすることがあげられます。摩擦や衝撃などから外傷を受けやすい部位を保護する機能を重視したサポーターもあります。さらに、スポーツ用途のサポーターでは全般的に、ケガからの復帰段階における練習や、試合中などにも使われる前提で、使いやすさや快適性も重視して設計されています。なお、「圧迫機能」や「安定機能」は「固定力」として表現されることがあります。この固定力が弱いか強いかは、商品選びの尺度の一つです。

スポーツ用途のサポーターでは、守るべき部位に対する固定力をしっかり働かせつつも、練習や試合における激しい動きにも対応しています。

サポーターでケガは治るの?

サポーターは、前述のように痛みを感じる部位への負担軽減や保護の機能が期待できますが、治療効果が得られるものではありません。治療に関しては、医療機関で専門的な診療を受けましょう。また予防に関してもサポーターだけに頼るのではなく、筋肉の柔軟性を保ち、筋力を向上させるために、ストレッチやトレーニングを合わせて実施していくことが重要です。

サポーターとテーピングの違いは?

テーピングの強みは、巻き方を変えることで「固定力」を自在に調整できることにあります。また厚みも抑えられるため、高いフィット感も得られます。テーピングの短所は、正しく巻くためには専門的な知識と技術が必要なことです。知識のあるトレーナーなどの指導が欠かせません。また、使用しているうちに緩んでしまうことも短所の一つです。

 

テーピングの強みは、巻き方を変えることで「固定力」を自在に調整できることにあります。また厚みも抑えられるため、高いフィット感も得られます。テーピングの短所は、正しく巻くためには専門的な知識と技術が必要なことです。知識のあるトレーナーなどの指導が欠かせません。また、使用しているうちに緩んでしまうことも短所の一つです。

 

一方でサポーターの強みは、専門的な知識の必要がなく、自分で簡単に短時間で装着できることです。また、ずれたりしにくく、仮に緩んだとしても自分で簡単に再調整できます。デメリットとしては、初回の購入コストがテーピングよりも高額であることがあげられます。ただし、テーピングは何度も購入しなければならないのに対し、サポーターは繰り返し使用できます。実はトータルで考えると、サポーターは経済的でコストパフォーマンスに優れているのです。

練習でも、試合でもすぐに準備しなければならないケースは多く、30秒程度で装着可能なサポーターは実用的です。

サポーターとテーピングは併用できる?

トップアスリートでも、練習時と試合とで使い分けるなど、状況によって併用している場合があります。またテーピングの上にサポーターを使うケースもありますが、いずれにしてもテーピングに関して専門的な知識と技術が必要です。

サポーターの正しい付け方は?

装着方法を誤ると、正しい動作に支障をきたす恐れがあります。また固定力がほしいからといって強く締めすぎると血行不良を生じる可能性もあります。ザムストのサポーターは、取扱説明書に装着方法が図解されていますので必ずお読みください。

サポーターはいつ外すの?

サポーターを長時間使用しすぎたり、過度に依存すると筋力を低下させる恐れがあります。あくまでスポーツをする上での動きのサポートとして使用して、スポーツをする以外の時間や就寝時や休息時には外しましょう。

 

※)インソールは、自分の足アーチの形状に合ったものを正しく選んでいる場合、靴を履いている時間は常時使用していただいても問題はありません。

サポーターは洗濯できるの?

多くの商品は洗濯機で洗濯ができます。商品により洗濯時に注意すべき点が異なりますので、詳細は取扱説明書をご覧ください。

参考文献

  • 『メディエイド』日本シグマックス
  • 『対策HANDBOOK ヒザの痛み』ZAMST
  • 『対策HANDBOOK 腰の痛み』ZAMST
  • 『対策HANDBOOK 足の痛み』ZAMST
  • 『対策HANDBOOK 肩・ヒジ・手首・指の痛み』ZAMST

記事監修・整形外科医

毛利 晃大先生
毛利 晃大先生
順天堂大学医学部卒業、日本救急医学会専門医、日本整形外科学会会員 日本医師会認定スポーツ医、日本バスケットボール協会スポーツ医学委員会所属ドクター