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サッカー強豪校に聞く、足裏の重要性とサッカー専用インソールへの期待|青森山田高校サッカー部インタビュー

高校サッカーにおける言わずと知れた強豪校の青森山田高校サッカー部。東北の大地で鍛え抜かれた選手たちが、どのようにインソールを活用しているのか。二連覇を目指す正木昌宣監督と選手に、インソールのインプレッションを伺いました。

正木監督インタビュー

全国高校サッカー選手権大会がひかえていますが、こういう大きな大会前はどんな心境ですか?

前回は優勝という最高の形で終わりましたが、やはり約3,800を超える参加校の中で唯一連覇というものにチャレンジできるわけですから、やっぱり本気でトライしていこうと選手たちとも話しています。初戦から非常に難しい相手と当たりますが、1戦1戦全力で戦っていきたいですね。

こうした大会では特に上に進む上で何に気をつけていますか?

対戦相手がどうかを考えることも大事なのですが、コーチやスタッフに言い続けているのは、とにかくコンディションが大事だということです。こうした短期決戦では疲労回復が勝敗を分けるとも思っています。もちろん選手には、どんな状況になっても慌てない臨機応変さやしっかりした判断をしてプレーする大切さを伝えていますが、その一方でスタッフとは選手の疲労回復のための計画を綿密につめているところです。たとえば宿泊するホテルに大浴場がないから、各部屋で入浴剤を用意しようとか、食事前に集まってストレッチの時間を作ろうとか、日々のメニューのやりとりをホテルと交渉をするなど、非常に細かいレベルで調整しています。とにかく疲労を抜くための作業は徹底的に行う必要があると考えています。

大会前に限らず日々のコンディションづくりという面ではいかがでしょうか?

専属のトレーナーがウォーミングアップ、ストレッチや筋トレなどのメニューづくりに貢献してくれています。また、個々のケアが重要なのでトレーナーと各選手が密に連絡をとれるようにしています。LINEもつなげて何かあれば、いつでも相談できる環境を整えています。

そうしたコンディションづくりを大切にされる中で、インソールも試験的に試されたそうですが

最近では、小さい頃から芝生でサッカーをしている子が増えてきて、足の裏を取り巻く環境が変化しています。選手が、自分に合うインソールやサポーターがあると判断した場合には、積極的に使っていく価値があるとは思っています。短い学生生活の中で、ケガをするリスクは少しでも小さくしてあげたいですから。

 

部としてはケガをしない体づくりというのを、コーチ、トレーナーも含めて意識を高めて取り組んでおり、そうした最中にザムストさんからお声がけいただきましたので良い機会かと考えました。ただし、インソールをはじめギアやツールについては部の方針としてではなく、あくまでも個々の選手が自分の意思で決めています。

監督ご自身もインソールを試されたそうですね。

私は移動中に主に使っています。以前は第5中足骨を痛めやすく、足の外側が疲れやすかったのですが、最近はその痛みがなくなりました。インソールのおかげかは定かではないですが、足の着き方が改善された気がしています。

サッカーをしている10代に多いとされる第5中足骨の痛みですが、チームにもそうした悩みを持つ選手はいますか?

それはうちに限ったことではないと思いますが、第5中足骨を痛めるリスクが高いと思われる選手は毎年何人かいます。疲労骨折に至る子はやはり外重心になりやすく、母指球を上手に使えていない傾向にある気がします。そういう意味では、まだ成長過程の中学生くらいの段階から、足の運び方を意識させたりすることが必要かもしれないですね。

 

※)足の外側の痛み、実は疲労骨折かもしれません ― ジョーンズ骨折

足への負担軽減だけでなく、パフォーマンスへの好影響も期待できますか?

例えばインソールにより、足の母指球をうまく使えるようになることなどにつながれば、その結果として駆け出しや切り返しの改善、よりハイパワーな動きへと導ける可能性はあるでしょう。

 

いずれにしても、こうした様々なツールを通じて足裏の働きに意識が向くことは良いことだと思います。五本指のソックスなどもすごく浸透しましたが、それだけ足の裏や足趾をうまく使いたいという意識は高まっているのではないでしょうか。

残雪の中行われる東北ならではの練習風景

選手によるインソールのインプレッション

フォワード I選手

クッション性が良くて、足を運ぶ動作の中で「足を守ってくれる」感じがします。フォワードは持久力が問われるのですが、ジャンプの時の疲労感などが少し軽減される気がして90分間走れるようになりました。前線からのプレスをする機会が多いなかで、90分間通して走りきれるというのが自信になります。

 

また、パフォーマンスという意味ではジャンプした後の次の動作がすごく速くなった気がします。これまでボールにアプローチできていなかった場面でも行けるようになったかなと思います。

かかとと前足部に厚みをもたせることで衝撃を緩和する。I選手が評価するクッション性はここから生まれる。

サイドバック S選手

グリップ感がしっかりしていて、適度に硬い部分が自分の土踏まずとうまくフィットしてくれている印象です。グリップの良さは特に切り返しのしやすさにつながっています。

 

自分はガンガン行くプレースタイルが売りなのですが、ボールを奪いに行く場面、ヘディングや、着地の次の一歩目に行く瞬間などに違いを感じています。

S選手のお気に入りのポイントは適度な硬さを持つコアスタビライザー。土踏まずをしっかり支えてくれる。

ボランチ K選手

スパイクのフィット感が向上して、特にキック時の軸足の安定感が増しました。試合後の疲労も減り、長い時間プレーに集中できるようになりました。

 

自分のプレースタイルとしてはキックに自信を持っていて、プレスキックを強みとしていますが、その時の軸足の安定感が増し、キックの質が向上したと思います。


青森山田高校サッカー部では、大事な大会では疲労回復が勝敗を分けると考え、徹底的な対策に取り組んでいます。そうした環境で育った選手たちもまた、インソールを活用することで自身の課題を克服し、体の使い方を見直す貴重な機会を得ていました。トップレベルを目指す選手にとって、インソールはパフォーマンス向上とケガ予防を両立する欠かせないツールとなりつつあるようです。二連覇を目指す青森山田高校のさらなる活躍が期待されます。

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