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2026.02.25

スキージャンプ競技で長く戦うための「足」の重要性 50代で現役を続ける身体管理とモチベーション―葛󠄀西紀明選手

50代に入ってもなお第一線で戦い続けるスキージャンプ界のレジェンド、葛󠄀西紀明選手。長年にわたり競技を続けてこられた背景には、日々のトレーニングや身体との向き合い方、そして足を支える環境づくりがあります。ZAMSTでは、葛󠄀西選手に競技を続けるために大切にしてきた考え方と、足への向き合い方について伺いました。

走る習慣が、身体とメンタルの両方を支えてきた

53歳でなお現役を続けていらっしゃいますが、長く競技を続けられている理由は何だとお考えですか。

葛󠄀西選手:

特別なことをしている意識はあまりないですね。毎日走っている、それくらいです。走るのが好きなので、自然と続いています。小学校2年生くらいから走っていて、今でもほぼ毎日走っています。走ると持久力がつきますし、いろいろな筋肉を均等に使えるので、筋トレをたくさんしなくても、身体全体のバランスが整う感覚があります。

走ることは、身体づくり以外の面にも影響していますか。

葛󠄀西選手:

走っていると、今日はどうやって勝とうかなとか、勝ったら新しいスポーツカーが欲しいなとか、いろいろなことを考えられるのです。自分にとっては、ランニングはメンタルトレーニングの時間でもあります。目標や夢を描いたり、頭の中を整理したりする時間ですね。

どのくらいの距離を走っていますか。

葛󠄀西選手:

だいたい4キロくらい、30分ほどですね。サウナスーツを着て走って、減量も兼ねています。

年齢を重ねるほどトレーニングの中身が重要になる

40代、50代と年齢を重ねる中で、トレーニングに変化はありましたか。

葛󠄀西選手:

若い頃と同じトレーニングをすると、首や腰、膝を痛めやすくなります。同じことをやりたい気持ちはありますが、できなくなってくるのです。そのため、その時々で新しいトレーニングに変えています。40歳を過ぎたあたりからは、「進化する」というより「今の状態を維持する」という意識が強くなりました。

スキージャンプは体重管理が非常にシビアな競技だと聞きます。

葛󠄀西選手:

体重管理はかなり影響しますね。身長と体重でスキーの長さが決まるので、100グラム、200グラム違うだけで失格になることもあります。

年齢による体重管理の難しさは感じますか。

葛󠄀西選手:

50代になると、減量は本当に難しいです。若い頃は断食で体重を落とせましたが、今は筋肉が落ちてしまうだけで、思うように減らなくなります。今はこれまで以上に走る量を増やして、食べながら長い期間を使って体重を調整しています。

ただし、オフはたくさん食べます。白いご飯が好きなので一気に5~6キロ増えますね。ただそういうオフへの楽しみがあるからこそ、シーズン中頑張れるみたいなところもあります。自分でご褒美作らないとやっていけないと思います。そうしないとストレスになってしまいます。

長く競技を続ける上で、ストレスとの向き合い方は重要なんですね。

葛󠄀西選手:

ストレスは一番良くないですね。ジャンプ競技場を出たら、競技のことは一切考えません。 何を食べようかなとか、温泉に行こうかなとか、できるだけ別のことを考えるようにしています。 考えないように仕向けることも、長く続けるためには必要だと思っています。

足の状態を知ることで、パフォーマンスの質が変わる

葛󠄀西選手に3D足型計測を体験していただいたところ、アーチが低い、いわゆるローアーチの状態で左右の差も少しありました。葛󠄀西選手のようなローアーチの方は、本来アーチが担っている衝撃吸収がうまくされにくい状態になります。その結果、一歩一歩で疲労がたまりやすく、長期的にはケガの要因になることもあります。
 

ザムストのインソールは、既製品でもローアーチ・ミドルアーチ・ハイアーチの3タイプから選択できます。
葛󠄀西選手のような場合は、ローアーチタイプが基本になります。ただし、左右で差があるため、アーチの最適な高さも左右で異なります。そのため、運動時にこの誤差が気になる場合には、オーダーメイドインソールで左右それぞれを最適な状態に整えることがおすすめです。

葛󠄀西選手はローアーチというご自身の足の特徴を把握した上で、インソールを愛用されているのですか?

葛󠄀西選手:

そうです。オーダーメイドのインソールを、ランニングシューズ、トレーニングシューズ、ジャンプシューズ、すべてに入れています。今ではむしろ入っていない状態のほうが、違和感がありますね。

競技面では、どのような場面で効果を感じていますか?

葛󠄀西選手:

スキージャンプで一番大事なのは着地と思うかもしれませんが、実はテイクオフがとても重要です。 飛ぶ瞬間に足に一気に圧がかかります。そのときに、足の力をしっかり使えるかどうかで結果が変わります。 インソールがあることで、その力を無駄なく使えている感覚があります。5メートルくらいの効果はあるとすら思います。

ジャンプの着地時の衝撃に備えるためには、どんなことに気をつけていますか?

葛󠄀西選手:

スキージャンプの着地は距離が出れば出るほど衝撃がすごく強いのです。もちろん私だけでなく、準備運動はみんなやっていますし、飛ぶ前もちゃんと体を温めて飛んでいます。それだけ準備をしても、あまり飛びすぎると靭帯を損傷してしまうといったリスクがでてきます。そういう面からも、インソールなど、活用できるものは活用して、足や膝を守っていくというが大事なのかなと思います。

競技人生を支えてきたモチベーション

長く競技を続けてこられた中で、今のモチベーションは何でしょうか。

葛󠄀西選手:

やはり一番はオリンピックですね。金メダルを取りたいという気持ちは今でもあります。 それと、応援してもらえることも大きいです。街で声をかけてもらったり、「まだやめないでください」と言われたりすると、すごく力になります。

ジャンプは勝てないことのほうが多い競技なので、たまに勝てたときのうれしさもモチベーションになりますし、 「これだけやった」という姿を見せて、驚かせたい気持ちもあります。

若い頃は勝ちたい一心でしたが今は家族や会社に支えられている分、恩返しをしたいという気持ちもあります。応援していただいて、僕が頑張って成績を出す。またみんなが元気になる、この相乗効果が僕のモチベーションであり、長く続けられる秘訣だと思います。

まとめ

日々のトレーニングや身体管理に加え、競技と向き合うモチベーションの持ち方まで含めて、葛󠄀西選手は長い競技人生を積み重ねてきました。これからも自分の身体と気持ちの状態を見極めながら、「一度も辞めたいと思ったことはない」と語るスキージャンプ競技の第一線での挑戦を応援し続けます。

※本記事は、インソールやサポーターに関する一般的な情報提供を目的としたものです。記載されている内容は、特定の症状や状態に対する効果を保証するものではありません。症状が続く場合や気になる点がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  • 葛󠄀西紀明(スキージャンプ)

    契約選手

    Profile

    【所属】土屋ホーム(選手兼監督)
    【生年月日】1972年6月6日
    【出身地】北海道下川町
    【主な成績】
    オリンピック8大会連続出場(1992年アルベールビル、1994年リレハンメル、1998年長野、 2002年ソルトレークシティ、2006年トリノ、2010年バンクーバー、2014年ソチ、2018年平昌)

    1992-93年:FISスキージャンプW杯男子 総合3位
    1994年:リレハンメル冬季五輪 ラージヒル団体 銀メダル
    1998-99 年:FISスキージャンプW杯男子 総合3位
    1999年:ノルディック世界選手権 ラージヒル団体 銀メダル
    2003年:ノルディック世界選手権 ラージヒル個人 銅メダル、ノーマルヒル個人 銅メダル
    2007年:ノルディック世界選手権 ノーマルヒル団体 銅メダル
    2009年:ノルディック世界選手権 ノーマルヒル団体 銅メダル
    2014年:ソチ冬季五輪 ラージヒル個人 銀メダル、ラージヒル団体 銅メダル
    2015年:ノルディック世界選手権 混合団体 銅メダル

    使用しているサポーター

    Footcraft FOOTBALL STYLE

    【葛󠄀西選手コメント】
    この度、ザムストにザムストインソールを通じてサポートしていただくこととなり、大変嬉しく思っています。
    インソールは我々アスリートにとって欠かすことのできないツールの一つです。
    ザムストのインソールを使用して、コンディションを万全に整え、皆さんに感動がお届けできるように頑張ります!!