少年サッカー(ジュニア)で多い怪我TOP6!調査データと足の負担を減らすインソール
ジュニアサッカー(少年サッカー)の怪我は高学年になるほど増えていくと言われています。また最近ではオスグッドやシーバー病が発生する割合が以前より増えているという声もあります。
今回、ザムストは小学生145名を対象に、サッカーのプレー中にどんなケガをしたことがあるか、アンケートを実施しました。その結果をもとに、ジュニアサッカーで多い6つのケガをランキング形式でご紹介します。また、大人だけでなく、子供の足のストレスも軽減させるインソールのメリットもご説明します。
最終更新:2026年8月13日
ジュニアサッカーで多いケガランキング
1位 足首のネンザ(52.4%)
サッカーは「接触型」「非接触型」、双方が起こりうる
サッカーを楽しむ子供(小学生)にプレー中に起きたケガを尋ねたところ、1位は「足首のネンザ」でした。尚、バレーボールやバスケットボールを楽しむ子供にもアンケートを実施しましたが、同じくネンザは1位でした。ただし、発生率は、サッカーが52.4%に対し、バレーは41.2%、バスケは56.6%と若干の差が生まれました。
ネンザは競技によって発生するシーンが異なります。人と接触することでネンザになりやすい「接触型」は、バレーボールやバスケが多く、人が近くにいなくても、野球のようにスライディングして足が引っかかる「非接触型」のネンザが多い競技もあります。サッカーは、「接触型」と「非接触型」両方とも多いと言われています。
2位 打撲(40.0%)
筋力が未発達ゆえに起こる接触も
人と接触することの多いサッカーは、打撲も多いようです。子供は筋力が未発達なため、人とぶつかりそうな場面で急に止まったり、切り返したりという動きが十分にできません。
1位、2位はプレー中に起きる突発的なケガが続きました。
3位 かかとの痛み(33.1%)
シーバー病の可能性あり
3位には「かかとの痛み」が入りました。サッカーが33.1%に対し、バレーボールは17.6%、バスケは28.3%と、他競技に比べて、サッカーはかかとの痛みを感じやすいようです。
運動後にかかとの側面や端部に痛みが発生する場合、シーバー病の可能性があります。かかとの痛みを避けようと、つま先立ちで歩く子供もいますが、悪化している可能性がありますので、そのようなしぐさを見たら激しい運動を控えるようにアドバイスをしましょう。
4位 オスグッド・シュラッター病(24.1%)
4位には「オスグッド・シュラッター病」が入りました。ジャンプ動作でのヒザ屈伸時や、ダッシュやキック動作によって、脛骨(けいこつ)と膝蓋ジン帯(しつがいじんたい)の結合部がはがれたり、炎症が起きることで発生します。症状としては、ヒザのお皿の下、脛骨の骨上部あたりに、特に運動時に痛みを感じます。また熱を帯びたり、腫れたりするなどの症状もあります。
3位、4位は成長期特有のケガが入りました。
5位 足裏の痛み(22.1%)
5位は「足裏の痛み」が入りました。足底部のオーバーユース(使いすぎ)を原因として発症しやすい足底腱膜炎(足底筋膜炎)の可能性もあります。足底腱膜炎(足底筋膜炎)になると、特に起床時の第一歩でズキズキとした痛みを感じることが多く、歩くうちに痛みが一時的に治まる場合もあります。
6位 骨折(21.4%)
サッカーのプレー中は人との接触が多いことから、骨折する機会も多いようです。この骨折の中には、10歳から高校生くらいまでに多い「ジョーンズ骨折」をはじめとする中足骨(ちゅうそくこつ)の疲労骨折が含まれると考えられます。ジョーンズ骨折は、足部アーチへの繰り返しの負荷、特にランニングやジャンプ動作による過度なストレスが原因で生じるスポーツ障害です。
インソールに関するQ&A | サッカー用のインソールで足への負担を減らしましょう
本記事でご紹介したケガのうち、打撲以外のケガの多くは、足への負担の多さや疲労が積み重なると起きやすくなることがあります。多くのアスリートは、足の疲労対策やケガの予防に配慮されたスポーツインソールを使用しています。ここでは、インソールのメリットを整理したうえで、ジュニアサッカーでの活用方法をQ&A形式でご紹介します。
Q. インソールをいれるとどんなメリットがありますか?
A. スポーツインソールをはじめとした機能性インソールは、柔らかい素材などによるクッション機能で足にかかる衝撃をやわらげることがあり、足の疲労対策によいと言われています。
また、アーチサポート機能付きのインソールの場合は、足アーチ本来の働き(体重の分散や衝撃の吸収、体重移動を円滑にする働き)をサポートし、足の剛性(強さ)を高めることが期待できます。骨や軟骨、筋力の未発達な子供は、足のストレスを軽減させるインソールのメリットを、より感じやすいかもしれません。
Q. 大人用のインソールでも子供は使えますか?
A. インソールは自分のシューズに合わせて、トリミングして使用します。ザムストのインソールは、Sサイズ(シューズの大きさ:21.0~22.5cm)からご用意していますので、ケガのリスクが高まる9歳~10歳頃からご使用いただけます。
Q. サッカー用のインソールは、通常のインソールと何が違いますか?
A. ザムストのスポーツインソールには、サッカー専用に開発された「Footcraft FOOTBALL STYLE」があります。
ポイント①:サッカースパイク専用設計
幅やかさばりを抑えた設計でスパイクの機能を維持し、感覚を損ないません。
ポイント②:素早い切り返しに導く「グリップ力」
優れたグリップ性能のトップコートが地面を力強く捉え、よりスムーズな動きへと導きます。
ポイント③:着地時の衝撃対策「クッション性能」
踵(かかと)と前足部に厚みを持たせることにより、衝撃を緩和します。
ポイント④:足裏の負担を軽減「3Dアーチサポート」
縦・横アーチを支える立体構造が、サッカー特有の足裏の負担を軽減します。また、足裏のアーチの高さに応じて3つのアーチタイプ(LOW・MIDDLE・HIGH)を選ぶことができます。
Q. 機能性ソックスとどう違いますか?
A. 最近では、機能性を重視したサッカーソックスが人気です。高機能なタイプでは、優れたグリップ性能のあるモデル、かかとのグラつきを抑えるモデル、アーチから足首部分を強化したモデルなど、様々な種類が展開されています。こうした機能性ソックスは、サッカー用のインソールと比較すると安価です。
一方、サッカー用インソールは入れてしまえば、洗濯などの手間がかかりません。耐久性もあり、長い目で見ると経済的メリットがあります。また、踵(かかと)のアーチサポートや踵(かかと)のホールド、クッション性など、それぞれの機能において、よりしっかりと足をささえることができます。
トップアスリートでは、機能性ソックスとサッカー用インソールを併用している選手も少なくないようです。
参考文献
- 『対策HANDBOOK スポーツをするジュニアへのアドバイス集』ZAMST
- 『サッカートラブル読本』ZAMST
この記事で紹介した商品
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- ザムスト Footcraft FOOTBALL STYLE
(インソール) - 高機能インソールの機能はそのままに、
サッカー特有の足裏の負担を軽減する、サッカースパイク専用設計モデル - 従来の「Footcraft STANDARD」よりも幅やかさばりを抑えた設計で、サッカースパイクの機能を維持し、感覚を損ないません。
グリップ性能に優れたウレタン素材のトップコートが地面を力強く捉え、よりスムーズな動きへと導きます。
また、縦・横アーチを支える立体構造がサッカー特有の足裏の負担を軽減し、かかとと前足部のクッション素材で衝撃を緩和します。 - 商品を見る
- ザムスト Footcraft FOOTBALL STYLE
足の痛みについてより深く学びたい方へ
各痛みに関するドクターによる症状解説、トレーナーによる対処法解説がアーカイブ化されています。
※インソールの使用によりこれらの症状に効果があるわけではありません。
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- 足関節ネンザ / Ankle sprain
- 足関節ネンザ(ジン帯損傷)はスポーツによる急性外傷としては最も頻度が高く、かつ重症度の高い障害ですが、軽視され慢性化する場合が多いので注意を要します。
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- オスグッド病 (オスグッド・シュラッター病) / Osgood-Schlatter disease
- オスグッド病では、ジャンプ動作でのヒザ屈伸時や、ダッシュやキック動作によって脛骨(けいこつ)結節部が強く引っ張られ、同部がはがれたり炎症を起こしたりして痛みが発生します。
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- 足底腱膜炎 / Plantar fascitis
- 足底腱膜炎(足底筋膜炎)は、マラソンなどの競技者に多く見られる、ランニング動作の繰り返しによる障害で、足底部のオーバーユースを原因として発症しやすいものです。
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- ジョーンズ骨折 / Jones fracture
- ジョーンズ骨折は、ランニングやジャンプ動作による過度の体重負荷が、長時間、足部アーチに繰り返し加わることで発生する、オーバーユースに起因するスポーツ障害です。金属疲労(金属板の折り曲げ運動)と同様に、繰り返しのストレスが中足骨(ちゅうそくこつ)に加わって起こります。また、一般的な骨折とは発生原因が異なり自覚症状が出にくいので、見過ごされることがあります。
