アスリートが選ぶスポーツや観戦におすすめの 暑さ対策グッズランキング
なぜいま「暑さ対策グッズ」が選ばれているのか
近年の猛暑により、熱中症による救急搬送者数は増加傾向にあると言われています。総務省の発表によると、令和7年(5月~9月)の救急搬送人員は100,510人と、調査開始以来最多となりました。気象庁も2026年の夏について「平年より高温となる可能性が高い」と発表しており、スポーツ活動・スポーツ観戦のいずれの場面でも、暑さへの備えがいっそう重要になっています。
スポーツ現場における暑さ対策は、深部体温の上昇をいかに抑えるかという視点が重要になります。深部体温が38度台のうちはほぼ通常通り動けても、39度台になると徐々に動きが鈍り、40度を超えると一気に動けなくなるという説があります。また、外から異変に気づくのは容易ではなく、選手自身が「いつもと違う」と感じる感覚と、それを言い出せる環境づくりも同様に重要です。
体温調節の仕組みはシンプルです。筋肉が運動で生み出した熱は血液の循環によって皮膚の下にある毛細血管まで運ばれ、皮膚の表面から放散されます。汗が蒸発するときの気化熱と、皮膚そのものの冷却。この2つが体温を下げる主な経路です。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温調節が追いつかなくなる場面が出てきます。
そこで重要になるのが、皮膚の表面を物理的に冷やすアプローチです。そのためには、太い動脈のみを冷やす方法よりも、全身に張り巡らされた毛細血管を広い面で冷やすほうが、体温低下の観点では実は効率的という考え方があります。冷感ポンチョ、冷却ベスト、日傘といった「身体の広い範囲をカバーするアイテム」は、休憩中や練習前後のクーリングを想定した選択肢として位置づけられます。一方、首のような部位を冷やすタイプは、太い血管が皮下深くにあり脂肪に包まれているため体温低下という観点では効率が落ちる傾向にあるものの、「涼しくなったと早く感じられる」体感面のメリットがあります。
こうした背景もあり、スポーツ現場では「広い面をカバーするウェアタイプ」「動きを妨げないスリーブタイプ」「ピンポイントで冷やすアイシングタイプ」「直射日光を遮る日傘タイプ」など、目的別に複数のアイテムを使い分けるアスリートが増えているようです。
- スポーツと熱中症|スポーツドクターからのアドバイス① リスクの理解編:
https://www.zamst-online.jp/brand/supporter/48551/ - スポーツと熱中症|スポーツドクターからのアドバイス② 予防編:
https://www.zamst-online.jp/brand/supporter/48578/
ここから紹介するランキングは、ザムスト公式オンラインショップにおける2025年4月1日から9月30日までの売上実績にもとづくものです。アスリート、保護者、観戦者など、夏のスポーツシーンに関わる多くのユーザーから選ばれたアイテムを順番にご紹介していきます。
第1位:ザムスト COOL SHADER 冷感ポンチョ
肌温度から約マイナス15℃の冷感
冒頭で触れた「全身を広く冷やす」という考え方を、製品の形そのものに落とし込んでいるのもCOOL SHADERの特徴です。フード付きのポンチョ型で、肩や首元、顔周りまで一気にカバーする形状になっており、肩にかかりやすいフード形状は意匠登録も取得しています。さらに紫外線を防ぐUV99%カット、2026年モデルからは肌のほてりや温度上昇の要因とされる近赤外線を約74%遮蔽する新仕様も加わり、冷感・UVカット・近赤外線遮蔽の3つを1枚にまとめた設計となっています。
開発のきっかけは、ジュニアサッカーの現場で寄せられた「暑さで子どもが本当にしんどそう」という保護者の声でした。試合中のクーリングブレイクで使える、現場ですぐ使えるものを、という発想から生まれた商品です。この商品は在庫の動きが早く、昨年は夏本番前に品薄や完売となってしまったので、早めの準備をおすすめします。
実際に使用されているお客様からは、次のような声が寄せられています。
- 「35度を超えるテニスコートで使用したが、フードで覆う頭はもちろんのこと、肩や腕を冷やす事でこんなにも涼しくなる事に感心した」
- 「炎天下でのサッカーで、休憩にこどもの肩にかけてあげるとゾクっとするくらい熱を冷やしてくれるようです」
- 「子供の登下校の際の暑さ対策のため購入しました。一年生の子供には大きいですが、ランドセルまですっぽり隠れて、日差しからしっかり守られている感じです」
第2位:ザムスト アームスリーブ COOL EDITION
プレー中も「持続冷感」
それと同時に、コンプレッションスリーブとしての機能も備えています。手首から上腕にかけて圧力を段階的に弱める段階着圧で腕全体をサポートし、運動中の筋肉の無駄な揺れを抑える設計です。「冷やしながら、腕の動きをサポートする」という二役を1枚でこなせるところに、プレー中の選手からの支持があります。
お客様からは、次のような声が寄せられています。
- 「アームスリーブを着用すると、長距離走をするときに足や腕の負担、疲れがたまりにくい気がする。見た目もオシャレ」
- 「汗によってボールが滑ってしまうのを防ぐという理由もあります。スパイクに失敗することがあるので、それを防ぐためにアームスリーブを使っています」
第3位:ザムスト アイスバッグ首用
手を塞がずに首まわり全体を冷やす
冒頭で触れたように、首を冷やすタイプは「涼しくなったと早く感じられる」体感面のメリットを持つアイテムです。一方で、体温低下という観点では全身を広く冷やすアプローチのほうが効率的とされるため、COOL SHADER 冷感ポンチョのような全身タイプと、アイスバッグ首用のような部位タイプを、シーンに応じて使い分けるのがおすすめです。
お客様からは、次のような声が寄せられています。
- 「両手が使えるのでとても便利」
- 「冷たすぎず、長く冷やしてくれるのが良い」
第4位:ザムスト COOL SHADER
アクティブベスト 動きやすく、プレー中でも使える
COOL SHADERの冷感ポンチョに対し、ユーザーから「プレー中でも使える動きやすい製品がほしい」という声が寄せられたことから生まれたのが、このアクティブベストです。冷却の仕組みは本家COOL SHADERと同じ気化熱ですが、形状はフロントオープン構造で、アームホールも広めに設計されており、運動中も腕を振りやすいつくりになっています。フードも備えているため、頭部のカバーにも対応します。テニスやゴルフのラウンド中、屋外ランニングなど、ポンチョでは扱いにくかった「動きながら冷感を取り入れたい」シーンに向けたアイテムです。1位のポンチョとの使い分けとして、ポンチョを観戦・休憩用、ベストをプレー用と組み合わせる層も増えています。
特にテニスやゴルフで利用されているお客様が多いようです。
- 「テニスで使用するために購入。ポンチョと違って着用したままプレー可能なところが良いです」
- 「真夏のテニスのときに使おうと、購入しました。袖がないので、プレー中も使用でき助かります」
第5位:ザムスト WIDE SUNSHADER
折りたたみ日傘の中で最大級の大きさ
このアイテムの強みは、直射日光そのものを物理的に遮る圧倒的なカバー範囲にあります。直径130cmは男性1人がリュックや荷物ごと収まる大きさで、複数人で入ることもできます。子どもの試合を応援する保護者が、自分と子どもの両方を覆って使うシーンも多いアイテムです。撥水性のある素材で晴雨兼用のため、急な天候変化にも対応します。スポーツ観戦や練習の見守りなど、男女問わず日陰のない屋外に長時間いる場面で活躍します。
今年注目の新アイテム
ランキング外ながら、2026年シーズンに発売された新製品もあわせてご紹介します。
ザムスト アームスリーブ ロング COOL EDITION
手の甲までカバーし、疲労対策にも
汗で冷感が持続する仕組みや、段階着圧で腕の動きをサポートする設計は、第2位のアームスリーブと共通です。手首から先、これまでカバーしきれなかった手の甲のUV対策をしたいユーザーが、第2位のアームスリーブからの「乗り換え」と「使い分け」両方の文脈で選ぶ製品となっています。
ザムスト FAN VEST(ファンベスト)
軽量設計でプレー中も着続けられる
これまでの暑熱対策アイテムの多くは、競技前後や休憩時の使用が前提でした。FAN VESTはそこに「プレー中も着続けられる冷却」という発想を持ち込んでいるのが大きな特徴です。屋外競技のスイング動作などを考慮したファン配置と、軽量で動きを妨げないバッテリー設計、ウェアを着たまま操作できるコントローラーなど、競技中の着用を前提に細部が組まれています。専用バッテリーに加え、市販のモバイルバッテリー(3.0A以上推奨)にも対応するため、長時間のラウンドや試合でも使い続けやすい設計です。ウェア素材にはチタン加工を採用し、遮熱と紫外線対策にも配慮されています。
ゴルフのラウンド、長時間の屋外練習、夏の試合のベンチワークなど、「動きながら、長時間、継続的に」冷感を取り入れたいシーンに向けた、暑さ対策グッズの新しいカテゴリです。
夏のスポーツシーンで「装備としての暑さ対策」を取り入れる方が増えています。今回のランキングにも、その傾向が表れています。ご自身のスポーツや観戦スタイルにあわせて、ぜひラインナップをチェックしてみてください。
※本記事は、インソールやサポーターに関する一般的な情報提供を目的としたものです。記載されている内容は、特定の症状や状態に対する効果を保証するものではありません。症状が続く場合や気になる点がある場合は、医療機関にご相談ください。